母児の安全を確認しながら自然分娩を目指して管理します。お産の進み具合は、妊婦さん一人ひとり、その時々によって異なります。それぞれのペースに寄り添いながらサポートしています。
出産とは本来、自然な営みの中で起きる現象ですが、母児の状況によっては、陣痛促進剤などの薬剤の使用、吸引分娩や鉗子(かんし)分娩などの処置が必要になる場合があります。
ご希望に応じて硬膜外麻酔を主体とした麻酔を用い、無痛分娩を行っています。 産科医と麻酔科医の2名体制で妊娠39週頃を目安に、計画分娩で無痛分娩を行っています。 近年、無痛分娩につきましては、お問い合わせを多く頂いております。 無痛分娩のご予約と同意を頂き、必要な検査を受けて頂きます。 お早目にご相談ください。
ご家庭の都合などで計画的に分娩したい希望がある妊婦さんや、母児の状況により早めに分娩を終える必要が生じた妊婦さんには自然陣痛が始まる前に子宮の出口を広げ(子宮頸管を熟化させ)、陣痛促進剤を用いて陣痛を起こして分娩する計画分娩を行っております。母児の状況にもよりますが計画分娩を行う場合は妊娠38~39週頃をお勧めしています。
計画分娩の日程ついては相談の上決定いたしますので、お気軽にご相談下さい。
逆子や前回のお産が帝王切開だったなど様々な理由で帝王切開での分娩となることがあります。帝王切開を行う場合は妊娠37~38週頃に予定しており、産科医2名、麻酔科医1名体制で安全を確保しながら行っています。必要な検査を受けて頂き、説明を聞いて頂いた上でご同意を頂きます。
術後の痛みは硬膜外麻酔や定期的な鎮痛剤投与を行い、積極的に痛みを軽減するようにしています。
事前にお電話にてご連絡いただけますと診療までをスムーズに対応することができます。